工程② 初期動作試験

パソコンの組み立てが終わると、プリテストという初期動作試験を 20分かけて行います。

まずは、パソコンに ディスプレイ,マウス,キーボード,スピーカーなどの入出力機器を接続します。

次に、ネットワークケーブルで テスト用の管理サーバーに繋ぎます。

すると、テスト用の診断ソフトがダウンロードされます。

同時に、サーバーから シリアルナンバーが要求されます。

そして、筐体に貼り付けてあるシールのバーコードを読み取ることで、生産用のデータベースに入力されている製品の構成部品が分かります。

後は、パソコンと接続して得られる電気的な情報と照らし合わせれば、オーダー通りの製品になっているかの確認ができるというわけです。

続いて 診断ソフトは、接続された機器に さまざまな信号を送ります。

それを検査員が対面で見ながら、パソコンが正しく動いているかをチェックしていきます。

例えば USB端子では、USBスロットにレーザー式のマウスが繋がれ マウスの赤いレーザーが発光すれば正常に動いていることが確認できます。

工程①-4 組み立てや配線などのチェック

各機器の取り付けが終わると、放熱ファンなどを動かすための電源ケーブルの接続を行います。

筐体の内部には 機器を接続するケーブルも配線されているので、それらが乱雑にならないよう括ります。

そして、筐体内部の部品の組み立てを終えると、筐体に 工場のブランドである「MADE IN TOKYO」のロゴシールを丁寧に貼り付けます。

その後、経験豊富な作業員であるインスペクターと呼ばれる最終確認者が、ケーブルの差込みや貼付けシールの歪みなど 組み立てに問題がないかをチェックします。

正しく組み立てらていたら、筐体を閉じます。

筐体を閉じてからも、外観,キズの有無,歪みがないかを1つ1つ確認していきます。

こうして 問題がなければ組み立て工程は終了。製品は、テスト工程へと回されます。