工程①-2 CPUとメモリーの取り付け

パソコンの組み立てにおいては、注文された製品の情報と すべての部品のシリアルナンバーが揃っている必要があります。

そこで、組み立て作業に入る前に 部品に貼り付けたシリアルナンバーのバーコードを読み取り、相違ないかの確認をしています

部品が正しければブザー音が鳴る仕組みで、音がしないと先の工程に進むことができないようになっています。

ちなみに、シリアルナンバーは 1セットすべての部品が1枚の用紙にまとめらており、貼り忘れが一目で分かるようにしてあります。

こうして作業の準備が整えられると、いよいよ組み立て開始です。

まずは、マザーボードに CPUとメモリーをそれぞれのスロットに差し込み、CPUの放熱ファンを取り付けます。

CPUとメモリーは、ユーザーがカスタマイズをよく行うパーツです。部品の混同がないように、できるだけ同じCPUやメモリーの注文をまとめて製造しています。

小ロットで生産する場合には、バーコードを読み取って データベースの画面に表示されている部品をチェックし、1つ1つの製品に応じたCPUやメモリーを選んで装着しています。

工程①-1 筐体チェックとシリアルナンバー貼り

パソコンの組み立ては、流れ作業で進められていきます。

この時 キズがつかにように、筐体と部品は 緩衝材でできたシートに乗せられてラインを流れます。

といっても、日本HPの昭島工場の1つのラインは たった6mほどの長さしかありません。

そして、熟練した作業員が手際よく担当の作業を行い 次々にパソコンが組み立てられます。その数、1日で数千台です。

組み立て工程は まず、筐体(ケース)の表面にキズがないかを確認するところから始めます。

そして 問題がなければ、シリアルナンバーが記載されたシールを貼ります。

次に、マザーボードなどの部品を組み込めるように 筐体を開けた状態でシートに乗せます。

筐体と部品がセットになるよう、隣のシートに 組み込む部品も乗せます。

ハードディスクや光ディスクドライブなどの部品にも、シリアルナンバーが記載されたシールを貼ります。

なお シリアルナンバーは、ユーザーが利用するだけでなく 工場での製品管理にも用いられています。