工程①-3 ハードディスクとドライブの取り付け

マザーボードのソケットに部品を取り付けると、次はハードディスクドライブと光ディスクドライブの装着です。

といっても、どちらも1つで単体の電子機器。マザーボード上の所定のスロットとケーブで繋ぎ、筐体の所定の格納箇所に取り付けるかたちとなります。

ちなみに、従来は 筐体内部の金属板に開けられている穴にネジを通して ドライブを取り付けていました。

そのため、筐体を大きく動かす必要があるなど 作業に時間がかかっていました。

そこで、ネジ止めする金属板の穴の一部を欠けさせ、細かなネジ止め作業をしなくても済むように改めました。

ドライブの取り付けは、あらかじめネジの付いた機器を引っ掛けることで行います。

このように組み立て作業では、作業時間短縮のための細かな工夫が随所でみられます。

そのうえで ネジ止めやケーブルの接続など 1つ1つの作業を分業し、手際よく速やかに製造していきます。

工程①-2 CPUとメモリーの取り付け

パソコンの組み立てにおいては、注文された製品の情報と すべての部品のシリアルナンバーが揃っている必要があります。

そこで、組み立て作業に入る前に 部品に貼り付けたシリアルナンバーのバーコードを読み取り、相違ないかの確認をしています

部品が正しければブザー音が鳴る仕組みで、音がしないと先の工程に進むことができないようになっています。

ちなみに、シリアルナンバーは 1セットすべての部品が1枚の用紙にまとめらており、貼り忘れが一目で分かるようにしてあります。

こうして作業の準備が整えられると、いよいよ組み立て開始です。

まずは、マザーボードに CPUとメモリーをそれぞれのスロットに差し込み、CPUの放熱ファンを取り付けます。

CPUとメモリーは、ユーザーがカスタマイズをよく行うパーツです。部品の混同がないように、できるだけ同じCPUやメモリーの注文をまとめて製造しています。

小ロットで生産する場合には、バーコードを読み取って データベースの画面に表示されている部品をチェックし、1つ1つの製品に応じたCPUやメモリーを選んで装着しています。