パソコンを使えない若者というのは少し前から増加傾向にありましたが、
いよいよ深刻なレベルになりつつあるようです。
10代、20代の人の多くはパソコンが使えない割合が非常に高くなっており、
就職時にパソコンが使えない事によって内定が貰えない人も出ているようです。
問題はスマホの普及にあります。
昔はスマホはありませんでしたので、若いうちからパソコンを使う頻度が高く
自然に使い方を学んでいくことができました。
しかしスマホが普及しスマホがあれば生活する上で困らないという現状では、
パソコンを使う必要がなくなってしまい、結果として触れる機会が少なくなり
パソコンを使えない人が増えています。
仕事の多くはスマホではなくパソコンを使って行うわけですから、
最低でもOfficeぐらいは使いこなせないと就職時に困ることになります。
パソコンは使えますか?という質問を行う企業も増えているようですし、
仮に面接でそういった質問がなくても実務に入ったときにパソコンが使えないとなれば、
仕事に支障が出てしまいます。
最低限、このくらいのスキルがないと仕事にならないというレベルを
今の10代20代の人はパソコンに関するスキルとして保持していない可能性が高いのです。
キーボード入力ではなくフリック入力ですし、キーボードなんて使いにくいのに
どうして仕事でそんなものを使っているのか、と逆に疑問に思ってしまうこともあるでしょう。
仕事もスマホですればいいのに、と思うかもしれませんが、現時点ではビジネスにおいて
パソコンよりスマホが優位に立つ可能性は限りなく低いと言えます。