WindowsXP搭載のパソコンが新発売されています、
とっくの昔にサポートが終了しているのに、今さらなぜ?と思うでしょう。
実はこれは一般向けの販売ではなく、法人向けパソコンとなります。
というのも、法人の場合は社内システムがXPのみに対応しているケースが多く、
Windows7や8.1、10といった最新のOSでは動作が保証されないからです。
法人の場合、パソコンに限らず携帯電話もスマホではなくガラケーを
支給している企業が多い点を見ても分かるでしょう。
マイクロソフトもこういった問題を把握しているので、メーカーが
法人向けにXPパソコンの発売を認めていると言われています。
サポートが終了しているのに矛盾しているじゃないか!?と思いますが、
結局のところこれが現実であるとも言えるでしょう。
この現象は法人だけでなく個人ユーザーについても同じなのですが、
個人についてはそういったことをなかなか認めません。
そのため、XP端末を新たに購入することは難しいので、
どうしても欲しい人については中古で販売されている端末を
入手することになります。
つまりマイクロソフトの考え方としては個人ユーザーには最新OS、
法人については柔軟に対応していることが伺えます。
ただ、この対応についてもいつまで継続されていくかは不明です。
いずれにしてもマイクロソフトとしては、個人法人問わずに
最新OSに切り替えてもらうことが一番の希望であることは間違いありません。