パソコンの組み立てが終わると、プリテストという初期動作試験を 20分かけて行います。
まずは、パソコンに ディスプレイ,マウス,キーボード,スピーカーなどの入出力機器を接続します。
次に、ネットワークケーブルで テスト用の管理サーバーに繋ぎます。
すると、テスト用の診断ソフトがダウンロードされます。
同時に、サーバーから シリアルナンバーが要求されます。
そして、筐体に貼り付けてあるシールのバーコードを読み取ることで、生産用のデータベースに入力されている製品の構成部品が分かります。
後は、パソコンと接続して得られる電気的な情報と照らし合わせれば、オーダー通りの製品になっているかの確認ができるというわけです。
続いて 診断ソフトは、接続された機器に さまざまな信号を送ります。
それを検査員が対面で見ながら、パソコンが正しく動いているかをチェックしていきます。
例えば USB端子では、USBスロットにレーザー式のマウスが繋がれ マウスの赤いレーザーが発光すれば正常に動いていることが確認できます。