日本HPのパソコン生産の流れ

日本HPのパソコンは 受注生産が基本で、注文を受けてから生産を行います。

注文は、インターネットで受け付けています。

そして、わずか5日間という短期間で納品を行います。

流れとしては まず、効率的に作業するための生産計画を立てます。

この工場では24種類もの製品を生産しており、かつ 注文内容によっては CPU,メモリー,ハードディスクなどのカスタマイズも必要になるからです。

そのうえで 必要な部品の在庫確認を行い、初日の作業は終了です。

2日目と3日目は、部品を揃えパソコンを手作業で組み立て→検査を行い→梱包します。

といっても、通常は 2日間もかかりません。デスクトップパソコンであれば3~4時間,ノートパソコンでも6時間程度です。

ただ、法人向けのカスタム設定などを行う場合には さらに時間がかかりますし、生産計画が込み合うこともしばしばあります。そうしたことから、余裕を持って2日間設定されています。

梱包されたパソコンは 出荷待機スペースに一時保管され、4日目の朝に出荷されます。

こうして5日目には、顧客の手元に届けられます。