パソコンを半年、1年といった長期間放置したあとに起動させてみると、
何だか調子が悪い、最悪の場合は起動しないってことがあります。
動きが遅いだけなら我慢すれば済みますが、起動しないとなれば問題です。
パソコンは使わずに長期間放置し続けると故障してしまうリスクがあります。
それは使わなくとも埃などの異物は隙間から入り込んでいきますし、
通電しないことによる劣化などが進んでしまうからです。
電化製品はある程度の頻度で通電させることで、劣化を防ぐ効果もありますから
長期間放置すると電子部品などの劣化を早めることになります。
これはパソコンだけに言えることではなく、車なども同じですしキッチン用品や
あらゆるものに共通して言えることです。
使い過ぎるのも故障の原因になりますが、使わなさすぎるのも問題なのです。
人間の体でも同じことで、ずっと寝たまま体を動かさなければ筋力が落ちてしまいますし、
特定の関節を同じ体勢のまま固めていると、次動かす時に痛みを伴ったり
スムーズに動かなくなります。
このように適度に動かすことはパソコンにとって劣化を防ぎ製品寿命を延ばすことに
繋がるので、できるだけ定期的に電源を入れるようにしてください。
2年間使われていない新品のパソコンと、1年間お店に展示されているパソコンとでは
後者の方が故障確率は少ないと言っても過言ではないのです。
使ってないんだから故障なんてするわけない!と思う人が多いのですが、
短期間であればそうかもしれませんが、長期間になれば話は別なのです。