一瞬でPCを破壊するUSB Killer

USB KillerというUSBメモリ型の機器があるのを知っていますか?
これはプラグ部分がUSBメモリと同じ形状をしていて見た目もメモリと
同じ形になっています。
しかし、このUSB KillerをPCに接続すると一瞬でPCが壊れてしまいます。
本当に一瞬です、接続した瞬間に画面がシャットダウンして真っ黒になります。
故障するのはウィルスというわけではなく物理的にショートさせて、
パソコンが立ち上がらなくなります。
主にマザーボードが破壊されてしまうので、電源そのものが入らなくなります。
どうしてこのような機器が作られたのか謎ではありますが、
HDDは無傷で残った状態になるので壊れてしまった場合でも、
データの取り出しは手間はかかりますが可能です。
それでもマシンが動かなくなるのは相当なダメージになります。
USB Killerそのものがバージョンアップしているようで、
現在確認されているものは2.0だそうです。
バージョン1.0では接続してからしばらくはPCも稼働しているのですが、
2.0になってからは一瞬で壊れてしまうのを確認しました。
マザーボードを入れ替えるなどすれば復活するとはいえ、このような機械を
所持する事そのものが問題と言えるでしょう。
予防策としては、見たことのないUSBメモリは不用意にPCに接続しないことです。
それ以外に予防策はありません。
見た目は完全にUSBメモリと同じですし、ウィルスでもありませんので
ウィルス対策ソフトでどうにかなるものではありません。
接続したらPCが壊れてしまうので手の付けようがないのです。