マザーボード,CPU,メモリー,ハードディスクなど パソコンを構成している部品のほとんどは、現在では 専業のメーカーが製造しています。
そうしたことから パソコンの生産は、各メーカーから部品を調達して 流れ作業で組み立てていることが多いです。
そして 輸送の手間を省くため、工業団地のような形で 部品工場とパソコン生産工場が近接して建設されているところも少なくありません。
また、多くの場合、中国や東南アジアといった 人件費の安い国や地域で生産しています。
日本でも こうした傾向がみられ、国内で生産している工場は数えるほどしかありません。
さて、国内のパソコン生産工場で 唯一東京にあるのが、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)の昭島工場です。
この工場では主に、顧客の注文を受けてから生産を行う 受注生産を行っています。
都内という立地条件を生かして、注文からわずか5日間での納品を実現しています。
法人向けの需要が特に高く、オフィス向けのパソコンの設定やソフトウェアのインストールなど 細かなカスタマイズにも対応しています。