工程③ 連続動作試験

プリテストに合格したパソコンは、ラン・インと呼ばれる連続動作試験に入ります。

まず、ラックに積み上げられ、電源とLANケーブルだけが繋がれます。

そして、サーバーが ネットワークを介して自動的にテストを行っていきます。

サーバーによるパソコンの設定は、プリテスト時に製品からハードディスクに書き込まれたシリアルナンバーや構成情報を取得して行われます。

そして、電源のオンオフやメモリーのテストなどを実施していきます。

検査で問題なければ、データベースの情報をもとに OSやOfficeなどの様々なソフトウェアを自動的にダウンロードしてインストールしていきます。

ちなみに、このテストを行うサーバーには非常に高い性能が求められています。

数百台や数千台の製品が同時に接続され、それぞれのテストが行われるからです。

日本HPの昭島工場では、サーバーの開発・管理にずいぶんと力を注いでいます。