マザーボードのソケットに部品を取り付けると、次はハードディスクドライブと光ディスクドライブの装着です。
といっても、どちらも1つで単体の電子機器。マザーボード上の所定のスロットとケーブで繋ぎ、筐体の所定の格納箇所に取り付けるかたちとなります。
ちなみに、従来は 筐体内部の金属板に開けられている穴にネジを通して ドライブを取り付けていました。
そのため、筐体を大きく動かす必要があるなど 作業に時間がかかっていました。
そこで、ネジ止めする金属板の穴の一部を欠けさせ、細かなネジ止め作業をしなくても済むように改めました。
ドライブの取り付けは、あらかじめネジの付いた機器を引っ掛けることで行います。
このように組み立て作業では、作業時間短縮のための細かな工夫が随所でみられます。
そのうえで ネジ止めやケーブルの接続など 1つ1つの作業を分業し、手際よく速やかに製造していきます。