パソコンの組み立てにおいては、注文された製品の情報と すべての部品のシリアルナンバーが揃っている必要があります。
そこで、組み立て作業に入る前に 部品に貼り付けたシリアルナンバーのバーコードを読み取り、相違ないかの確認をしています
部品が正しければブザー音が鳴る仕組みで、音がしないと先の工程に進むことができないようになっています。
ちなみに、シリアルナンバーは 1セットすべての部品が1枚の用紙にまとめらており、貼り忘れが一目で分かるようにしてあります。
こうして作業の準備が整えられると、いよいよ組み立て開始です。
まずは、マザーボードに CPUとメモリーをそれぞれのスロットに差し込み、CPUの放熱ファンを取り付けます。
CPUとメモリーは、ユーザーがカスタマイズをよく行うパーツです。部品の混同がないように、できるだけ同じCPUやメモリーの注文をまとめて製造しています。
小ロットで生産する場合には、バーコードを読み取って データベースの画面に表示されている部品をチェックし、1つ1つの製品に応じたCPUやメモリーを選んで装着しています。