SMT工程が終わると、次はDIP工程です。
比較的な大きな部品を取り付けるプロセス,搭載した部品をハンダ付けするプロセス,不具合を確認するプロセスの、3ステップに分かれています。
そして、SMTは 部品の取付けを機械で行っていましたが、DIPは 作業員が手作業で1つ1つ取り付けいきます。
部品を取り付けるラインの作業員の人数は マザーボードの種類によって異なりますが、およそ20~30人ぐらいです。
作業員の人数を増減させることで マザーボードの様々な種類に対応できるので、手作業のほうが効率的と言えるでしょう。
不具合を確認する作業も 基本的には目視で行われますが、時間がかかるところはラインを2列に分けるなど スタッフの増減でスムーズな流れを確保しています。
確認作業まで含めると、DIP工程全体は 40~50人という大人数で構成されています。
DIP工程ではまず、SMT工程から回ってきた基板に問題がないかを 作業員が目視でチェックします。
テストに問題があった箇所には目印のシールが貼られているので、一目で分かるようになっています。