工程①-1 筐体チェックとシリアルナンバー貼り

パソコンの組み立ては、流れ作業で進められていきます。

この時 キズがつかにように、筐体と部品は 緩衝材でできたシートに乗せられてラインを流れます。

といっても、日本HPの昭島工場の1つのラインは たった6mほどの長さしかありません。

そして、熟練した作業員が手際よく担当の作業を行い 次々にパソコンが組み立てられます。その数、1日で数千台です。

組み立て工程は まず、筐体(ケース)の表面にキズがないかを確認するところから始めます。

そして 問題がなければ、シリアルナンバーが記載されたシールを貼ります。

次に、マザーボードなどの部品を組み込めるように 筐体を開けた状態でシートに乗せます。

筐体と部品がセットになるよう、隣のシートに 組み込む部品も乗せます。

ハードディスクや光ディスクドライブなどの部品にも、シリアルナンバーが記載されたシールを貼ります。

なお シリアルナンバーは、ユーザーが利用するだけでなく 工場での製品管理にも用いられています。